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加藤 輝雄; 渡辺 光男; 前田 裕司; 楢本 洋; 数又 幸生; 岩田 忠夫
低温工学, 23(5), p.302 - 306, 1988/05
La系の酸化物超伝導体LaAxCuO(A=Ca、Sr、Ba)の2価イオンを1価のNa、K、及び2価のPbで置換した実験を行った。この中でNaのみが超伝導を示した。その最適条件は、LaNaCuOの組織で、880~890Cの焼成温度であり、臨界温度は22.2Kであった。Y系置換型超伝導体LaBaCuOで、2価イオンの1部をCa及びSrで置換した実験を行った。LaBaSrCuOでは、2つの超伝導相が現れ、その特性はあまり良好でなかった。一方、LaBaCaCuOでは、良好な超伝導特性を示した。この超伝導体は、890~1050Cの焼成温度での実験結果、抵抗の温度依存性は常に金属的であり、超伝導遷移が極めてシャープであった。